お湯ぶちまけ事件1年生の実習の頃の話です。私は患者様のベッドサイドで足浴をしようと準備していました。 物品を準備して、お湯をバケツに汲んで、指導者さんに物品と手順を確認してもららって、いざ患者様の所へ! 足浴自体に特に問題はありませんでした。(多分)←何も言われなかったから。 指導者さんは足浴が終わったのを見届けると、 「じゃ、私はもう一人の学生さんの方にも行かなきゃならないから後片付けしててくださいね。報告はその後でね。」と言い、もう一人の学生のほうへ行ってしまいました。 私も言われた通り、普通に後片付けしてました。ごく普通に… その時、事件は起きました。 バケツをワゴンに乗せようとしたその瞬間…足浴に使った足台につまづいてしまったのです。 ・・・・・・・ザバ~・・・・・・・ バケツの約半分のお湯を病室の床にぶちまけてしまいました。 患者様ぼーぜん、私もぼーぜん。同室者の方もぼーぜん。 そこに指導者さん登場です。←タイミング良すぎだって(泣) 「あ・・・こぼしちゃったの~。」 「す、すみませんっ。今片付けます、ホントすみませんっ。」 「お湯いっぱい入ってたもんね~。看護師は体力勝負なんだから、この位のバケツ 持てなきゃだめだよ~。」 絶対おこられるかと思ってたのに予想外に優しいお言葉。 患者様も笑ってました。 「こんなバケツより重い患者なんていくらでもいるんだからねぇ。 いっぱい食べて力つけなきゃだよ」なんて言って同室者さんと笑っています。 そして床一面のお湯は30分かけてモップ・雑巾・新聞紙を使い、もとの通り乾いた床になりました。 なお、水などをぶちまけた時にはいきなり雑巾やモップを使うのではなく、新聞紙で水気を吸収させると雑巾やモップがびちょびちょにならないで、なおかつ乾きも早いんだそうで。。。 これは患者様(80歳女性)に教えていただきました。 そして、こんな事も知らないとお嫁にいけないよ!と言われました(笑) ジャンル別一覧
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